こんにちはShawnです。
北海道ニセコヒラフにある外資系ホテルで働いた経験をシェアします。
僕は1年目のオーストラリアワーホリを終えて一旦帰国し、北海道ニセコヒラフにある外資系ホテルで2ヶ月間派遣社員として働きました。
理由は2年目のワーホリに向けて少しでも英語環境に身を置きたかったのと、彼女とビザが降りるまでの時間に少しでも資金を貯めたかったからです。
今後ワーホリに行く為の資金を貯めている方や、英語環境で働きたい方などは参考になるかと思います!
ニセコヒラフについて
冬には日本屈指のパウダースノーを誇るニセコヒラフ地区ですが、近年海外の企業が観光客向けに続々とこの周辺へのホテル建設なんかで参入しています。日本では銀座を抜いて一年の地価上昇率ナンバー1だそうです!
僕が赴任したのはオフシーズンの夏でしたので観光客もまばらで若干、閑散としていましたがそれでも海外の方が夏のレジャーを楽しみに訪れていました。カヤックでの川下りや自転車のレースなどが行われていて夏は夏で観光産業的には需要があるんだなぁって思いましたね。
町はスキー場のすぐ麓にあるのですが立派なホテルが立ち並び、新しい宿泊施設も建設中でした。
雰囲気自体もとってもおしゃれで、海外感がありましたね。数年前とは大違いだと職場の上司は言っていました。
買い物は近くの倶知安町まで行かなければ(車で7、8分)スーパーなどはないので自炊などは大変かもしれません。ですが、コンビニやドラックストアなどは何軒かあり日用品は購入できます。
また、冬になるとニセコヒラフで働きながらスキー、スノーボードを楽しむ外国の方が増えるそうです。もしも冬のニセコヒラフでリゾバするなら100%英語ネイティブの方と関わると思います!

ホテルの業務体験
今回使ったのはグッドマンという派遣会社で事前にホテル側とのビデオ面接があると言われていたので、指定された日時に身なりを整えて待っていたのですが、待てど暮らせど電話が来ない…。
派遣の契約とはいえ面接時間をブッチされた僕はホテル側に良いイメージを持つことができず。
グッドマンに断りの連絡を入れました。
「面接の約束の時間に連絡が無いなんて、さすがに不信感を抱いたので新たに派遣先を考えさせてください」
と、担当者に電話すると「あぁ、、、ええぇっと、、、」と言葉を濁す担当者。
詳しく聞くと土日を挟んでしまい担当者のミスで僕の情報をホテル側に渡せなかったと白状しました。笑(ホテル側には全く問題なし。)
正直言って僕もそんなに大した社会人経験はないですがコレには驚きましたし、ビビりました。笑 まぁ、求人的には時給が一番高いし何はともあれこの案件には行きたかったので電話面接は受けることにし、無事に赴任。
もともと僕はワーホリ前にもホテルでリゾバしていたので派遣は慣れていましたが、今回は外資系の高級ホテルということもあって赴任前はかなり緊張し脇汗びちょびちょでした!笑
レストランでの接客!
2人揃ってホテルのレストランに赴任したのですが、カジュアルなレストランにも関わらず価格設定がかなり高め!まさにニセコ価格でした!
メニューも英語表記で一年ワーホリ してきた僕も料理に何が使われているのかさっぱりでした。笑 閑散期とはいえ欧米系の方も来ますし、アジア圏の方も英語がしっかりと話せる方ばかりがお客さんだったのでかなり刺激的な仕事だなーって感じです。
スタッフの日本人の方はあまり英語が話せる方はいませんでしたが、ワーホリ生活を終えて帰国後働いている方や香港出身者で社員の方などは英語での接客もされていましたし、話せない方も接客のプロフェッショナルの方ばかりでした。
彼女は英語全くできない人でしたが、ワーホリ前にここでウォーミングアップできたと思います。
何より楽しんでいました。笑
フロント業務!
1週間後くらいに僕はフロント業務に移動になりました。業務内容は初めての内容でしたが周りの方がすごく丁寧に教えてくれました!
フロントではほとんどのスタッフが香港の人で、日本語を完璧に話す人もいれば英語がネイティブのような方もいたりでかなり英語の環境的には充実していましたね。日常のログや引き継ぎ内容なんかも英語でしたし。何より皆さんプロフェッショナルなので仕事に余裕があり焦って怒ったりなんてことが一切ありませんでした。(ここがマンモス級のホテルとは違います。)
ここが僕の働いてきた経験上で一番感心したところです。
ホテルでは安い賃金で長時間働くのがデフォルトですが皆さん「ワンポジション・ワンプロフェッショナル」なのでとてもスムーズで余裕のある仕事をされていました。外資系ということもあり日本企業よりも良い意味で少しルーズなんです!
ぜひとも、一度経験して欲しい働き方だなぁって思います。
ホテルの寮がロッジ!
寮はホテルから徒歩15分圏内の高級別荘地の中にあるロッジで、周りはAirbnbや高級住宅、別荘が立ち並んでいていかにもニセコヒラフって感じでした!
寮には僕らの他にも何人かの日本人の派遣さんや、香港のスタッフさんなどが住んでいましてシャワーやキッチン、談話スペースなんかはシェア。なんだか、ワーホリ中の生活を思い出し僕的にはかなり快適な場所でした!
また、周りは閑散期ということもあって静かで鳥や虫の鳴き声しか聞こえないし、緑に囲まれているので空気もすごく美味しかったです!
夏のニセコヒラフ最高です!

休みの日は近場を散策!
僕と彼女はワーホリ前の資金集めも兼ねてリゾバをしていたので、普段から自炊を心がけるようにしてなるべくレジャーに出かけることも控えていました。近くにはたくさんオシャレなカフェもあったし観光もしたかったんですが「ここは我慢!」と極力耐えました。笑
気晴らしに出かける時は、隣町のニセコ町へ出かけて地域の新鮮な野菜を買ったり温泉に入りに行ったりしました。(やってることが渋いですがまだ20代です。)しかし、この周辺のエリアは車がないと観光や息抜きは正直大変かもしれませんね。
僕らは、特産のジャガイモの食べ比べやチーズの食べ比べなんかをしてました。じゃがいもは品種によって本当に食感や甘味が違っているのでぜひやってみてほしいです!買ってきたチーズを溶かしてかけちゃうなんて食べ方もアリ。👌
お買い物の時はニセコエリアで使うことができる「ニセコパスポート」というものがあるんですがコレを使うとお買い物が5%とか10%とか安くなるんでおすすめです!ホテルのフロントとか観光案内所でもらえると思いますよ!


僕らが行ったオススメの観光スポット
ニセコビュープラザで旬の新鮮野菜を買う!
じゃがいもやアスパラガスなど新鮮な地物の野菜がやすく手に入ります!
僕らのオススメのじゃがいもは「とうや」という種類でレンジでチンして蒸したものを塩とバターで食べるという究極のシンプル調理がオススメです!僕も彼女もこの旨さには感動しました!
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ち・な・み・に!
実は僕もまだ食べたことはないのですが、派遣先で何度も目にしたじゃがいもがあります。
それが、倶知安町で取れたじゃがいもを長期熟成させたその名も「540」!
このじゃがいもは低温で540日間寝かせることによって芋のデンプン質の糖化が進み甘さとコク究極まで高めたもの…。まさにプレミアム。
くいたい。絶対にいつか食いたい。
ニセコ駅前「綺羅の湯」でリフレッシュ!
仕事に疲れた時はここでリフレッシュしていました。中は広く大きな共有のくつろぎスペースがあるのでお風呂上がりはゆっくりできますよ!
ニセコパスポートで割引になるのも嬉しいポイントです。
http://www16.plala.or.jp/kiranoyu/
超ローカルデザート「トンネル餅」でほっこり!
ヒラフエリアから少し足を伸ばした場所。
共和町というところにある末次商会という老舗和菓子店には、なんと110年以上続くロングセラー和菓子「トンネル餅」があります。小さな商店ではおばあちゃんがお餅を売っているのですが、やはり歴史を感じるというかこのお餅美味しいんですよねぇ、、、。
とても素朴で甘味の柔らかくてフワフワなお餅なんですが表面にはデンプンのような粉がうっすらとまぶしてあって口の中でもくっついたりしません。噛むと優しい甘味があって、暖かい緑茶と一緒に食べたくなります!
ぜひとも近くを訪れたら食べてほしいほっこりする味です。

最後に。
リゾバでのニセコヒラフいかがでしょうか。冬がメインシーズンなので英語環境下での仕事を探している方やウィンタースポーツをしたい方にはもちろんなのですが、個人的には夏のニセコヒラフもおすすめです!
冬とは違ったレジャーや美味しい食べ物を楽しみながら、リゾバをするのもアリかと!


んじゃ!:)
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