
パンデミックビザってどんなビザ?
内容とか、申請条件が知りたいな。
現在、オーストラリアに滞在している方で「パンデミックビザ」の取得を考えている方へ
必要になった書類、申請してみて分かったことなど、僕の知っている範囲で記事にしてみました。
パンデミックビザとは?

いわゆる「パンデミックビザ」と言われているものは、
「Temporary Activity visa (subclass 408)」のことでした。(一部GG/408 visaとも呼ばれている模様。)
この一時滞在ビザの枠組みの中に、オーストラリア移民局が緊急措置的に発行しているのが「パンミックビザ」です。
以下に移民局が出している、パンデミックビザについての詳細リンクを貼っておきますので、確認してみてください。
移民局ではこのパンデミックビザの申請にあたって、「申請方法と、ImmiAccount上での操作方法」もPDFとして出していました。僕が申請の際にはこの情報を参考に申請を行いました。
こちらも、以下にリンクを貼っておきます。(一部ページが違っていたりもしたので、最新ではなさそうです。)
今回、僕はサードワーキングホリデービザの期限が切れてしまうにあたって、パンデミックビザを申請しました。
パンデミックビザ申請直後に「ブリッジングビザA」に切り替わり、追加書類を求められ提出。
その後パンデミックビザが承認されています。
↓
*2021年10月22日。
申請約2ヶ月後にパンデミックビザが無事おりました。
ビザについては、準備などに時間がかかりましたし、質問内容なども難しい内容があったりで、少々手こずりました。
実際の申請ページと一緒に、方法を解説した記事を作りましたので、以下を参考にしてみてください!
パンデミックビザの内容
あらためてパンデミックビザの内容、基本情報をまとめてみたいと思います。
どうしても英語サイトで調べると時間もかかるし、たくさん情報量がありますからね…。
絶対必要条件
移民局に記載されているのは
- apply online(オンラインで申請)
- be in Australia(オーストラリアに滞在している)
- maintain adequate health insurance during your stay in Australia(オーストラリア滞在中は健康保険に加入していること)
と、ありました。
特に3つ目の健康保険に関しては、必ず加入しなくてはいけず、申請の際保険会社の情報をアップロードする項目がありました。(OVHC保険)
現在重要セクターで働いている人(critical sector)
移民局のサイト
・雇用主からの雇用の証拠(証明書)があること、または雇用の申し出(Job offer)があり永住者やオーストラリア人が賄いきれないポジションの仕事である証明。
・申請者のビザの状況が、現在のビザが切れる90日前から、または28日以内にビザの有効期限が切れている場合。
僕の場合、現在も重要セクターで働いているので最新のPay Slipを添付し、特にJob offerなどは添付しませんでした。
その後、追加書類を求められましたので別記事にて解説。
申請時に準備したもの
- パスポート情報
- 最新のPay Slips
- バンクの残高証明書(Proof of account balance)
- バンクの取引明細書(Statement of recent transactions)
- OVHC保険のレター(Letter to provide to the Department of Home Affairsと書かれたもの)
- OVHC保険の証明証(Overseas Visitors Health Cover – Certificate of Insurance)
実際の申請時の画面

滞在できる期間
そして現在すでにパンデミックビザで滞在中の人にも、次のパンデミックビザを申請、取得できる可能性があるそうです。
・オーストラリアに留まり重要セクターで引き続き働く意思がある人
・オーストラリアを出国できない人(コロナの影響で飛行機が無いなど)
の条件。
僕の友人にも、実際に現在2年目のパンデミックビザで滞在中の人がいます(重要セクターで働いています。)
申請費用
しっかりと領収証も来ました。


オーストラリアの様々な日本人留学エージェントの方々が詳しい情報を発信していますので、申請の際には情報を集めるといいと思います。
僕が、主に参考に拝見したのは以下の2つ!(リンク貼っておきます)
取得までにかかる時間
特に明記されていません。
僕の周りでパンデミックビザを申請した人の中には「現在のワーホリビザが切れる2日前」に申請し「1週間で降りた人」もいましたし。
申請して「半年以上ブリッジングビザだった人」もいます。
僕は現存のビザ(サードワーホリ)が切れる、約1ヶ月前にパンデミックビザを申請しました。
その後、約2ヶ月後にビザがおりました。
OVHC保険について

ちょうど現在入っている保険( Bupa)の更新もあったので、ビザ申請前に入りなおしました。
政府推奨では少なくとも三件くらいは比べてみてください、みたいなことが書かれていましたね。
最終的に僕が選んだのはAllianz careという保険会社です。
友人はmedibankに入っていましたが料金もそんなに変わらないので、安いAllianz Careを選びました。
ちなみに、こちらのサイトには日本語翻訳ページがついているので分かりやすかったです。

参考までに、僕がビザ申請時に提出したAllianz CareのOVHC加入証明書(Certificate of Insurance )の写真を載せておきますね。
OVHCに加入すると、このような証明書が発行されるので、これをビザ申請時にアップロードします。

税金について

最後に
僕自身が、アグリカルチャー部門で働きながらの申請だったので、若干情報が方寄ってしまっています。

ご了承ください…
調べることもたくさんあるし、状況も刻々と変わるので大変ですが、みなさんのビザ申請の参考にしていただけたら幸いです。